凸凹生活記

自閉症スペクトラムでも自由に生きていきたい。そんな試行錯誤の日々の記録

仕事をするとお金は入るけど、健康を損なう

だいぶご無沙汰しております。


細々と働いてきて、この度やっとこさ働き出して半年が経過するのであります。


正直、短時間勤務だし、給与も最低賃金で10万ない状態でだけども、お金が毎月入るという安心感はありがたいものです。


しかし、働き出すと私は体調が、特に睡眠が不安定になってしまうのです。


仕事をしていなくても毎晩3回は目が覚める私。


仕事を始めると5、6回くらい目が覚めています。いつ寝ているのか、私にもわかりません。


こうなると精神的にも不調になるのは自然なことで、「何もかも投げ出してしまいてぇ!」となっています。


ネガティブな感情は明らかに体調が悪いからそうなりがちなのだと思います。



とにかく、寝不足では仕事に差し障る。


急いで精神科に通院し、グッドミンを処方してもらいました。


以前は昼間まで眠気が残っていたグッドミンですが、今回は・・・全く効きません。


3週間様子を見たのち、エスタゾラムというもう少し強めな薬に変更してもらいまして、今1週間。


眠りは深くなりましたが、目が覚める回数が減らない。


もはや短眠もでOKな人たち、ショートスリーパーとかいうのでは?と疑いたくなります。




さかのぼると私は赤ちゃんの頃から寝つきがものすごく悪かったのです。


睡眠が悪いということを自覚し始めたのは中学生から。


もう毎朝フラフラしながら登校し、かろうじてまだ若いのでそれでも何とかなっていました。


大学生になって初めて不眠でゼミに遅刻し、遅刻、欠席が許せなかった私は大きなショックを受けました。



障害者枠で働き出してからは、遅刻はしないものの、あまりの不眠でパニックを起こし会社を休んでしまうことがあります。


何がそうさせてしまうのか。。考えてみた。。


・原因の一つは「切り替えの苦手さ」


私は緊張しやすく、公私を分けることが難しいです。なので仕事が終わってからも仕事モードで母親に話しかけられても「はい」と返事をしたり、敬語で話をしてしまったりします。


緊張した状態から切り替えることができなくて、寝ている間も緊張している。


・もう一つは「集中しにくいのに集中して作業する時間が長い」
私は、すきなこと、単純作業にはのめりこみやすいタイプだけど、集中力は散漫です。
作業中に突然集中力が切れて何をしているのか忘れてしまいます。


それを避けるために一心不乱に作業をしていて、精神科の医師にはそれが疲れの原因と指摘され、少しでも改善させるために止めたかったストラテラで様子を見ることに。
効果はいまいちわかりません。



・さらにもう一つは「仕事の環境の変化と相談のしにくさによるストレス」


今の仕事はとても人の入れ替わりが激しく、それに伴ってちょっとずつ仕事のやり方がかわったり、相談しやすいひとがいなくなったり、、


今まで店長の指示でしていた作業がいつの間にか変わっていたのを気づかず何人かの人から指摘を受けることがありました。


何より困っているのが、似たことでもちょっと違えば全く違う物事のように感じる私の障害特性が周りに伝わりにくいので、「なんでまた同じようなことを聞くの?」という顔をされるのが怖くてなかなか言えない。


ささいな違いが気になって、悶々と考えた末、勇気を出して確認する。


これが大きなストレス。


「もう半年も働いてるんだから、いい加減わかるでしょ・・・」
「忙しいときにそんなことを・・・」


こう思われるのが辛い。


相手の気持ちも理解はできるのですが、「こいつはこういう奴なんだ」と思ってほしい。


つもりにつもって出社拒否に近い心境です。


発達障害が分かる前は、出社拒否を起こし状態で抑うつで休職したこともあります。


せっかく仕事を得たのに、このままではまた健康を損なってしまう。


今週か、来週、支援者と店長を交えて話し合いをする予定ですが、私の受けたい配慮は


・質問には嫌な顔せず答えてほしい
・些細な変化で迷いやすく、たびたび確認することことを許してほしい


ということです。


これはわがままを言いすぎているのだろうか。


仕事内容は接客さえなければ、今までになくあっている職種だと思う。


会社からのサポートの方も来てくれている。


だけど、要望が通らなかった、うまく行かなかった、理解されなかった場合は、退散も考えておかねばならない。